家探してる方はだいたい友達、の不動産仲介業の遊馬です。
このコロナ禍で、リモート勤務が増えた方は多いかと思います。
クライアントによっては、コロナ前から在宅ワークを計画していて、このコロナで一気に実施となったため、逆に予定より先行したとの話しも。
デザイナーや設計士さんや士業の方など、クライアントさえ許せば在宅の方が仕事も捗ったり、また、業務委託契約での仕事の請け負いなど、コロナ禍がなくてもワークスタイルは変化してきています。せ
あとは、習い事やセミナー、料理教室などさまざまな職種でのリモートスタイルでの取り組みも日常化しつつありますね。
東京商工リサーチの調査によると、緊急事態宣言以降約60%の企業が在宅ワークを導入したとのこと。
でも、この在宅ワーク、実際に家の中ではさまざまな支障もあるらしく。
在宅ワークの主力がリビングルーム。小さいお子さんがいると何かと気が散ったり。また、学生のお子さんがリモート授業だと、お互い気を使って電話もしづらかったり。
お父さんの中には、自家用車の中で在車内ワークを強いられてる方も多いと聞きます。
在宅ワークの悩みのもう一つは、オンオフが切り替えられない、有給が取りづらくなった、など慣れない就業態勢に着いていけてないなどもあるようですが。
一方、住まいに対する意識はどうなったのでしょうか。
「うちにあともう一部屋あったら。」
「どうせ会社行かないなら、もっと郊外の駅から離れた環境のいい場所の方がいいのに。」
「その方が価格も安くて経済的だし、この先景気もどうなるかわからないし。」
こんな声が、住宅系メディアの調査にも上がっているようです。
住まいの志向は時代とともに変化していて、高度成長期の東京50キロ圏の爆発的な一戸建て住宅需要にはじまり、バブル期の土地高騰、特に億ションの台頭、そしてバブル崩壊後の長期経済停滞期には狭小住宅や狭小マンションが席巻しました。
時代時代に建てられた住宅が中古となり、現在も流通したりしていますね。
差し詰め今は、工事費高騰の煽りで狭く造らざるを得なかった住宅が、市中にひしめいていている状況。
確かに、在宅ワークには向いていないかもしれません。
少々大げさですが、こんな記事が出ています。
熱海は確かに東京からも近く、環境は抜群。坂道が大変だけど、車さえあれば快適ですね。
私の知り合いのインテリアコーディネーターも、熱海の古い別荘を、なんと1円で購入して、自らリノベーションしています。
移住や多拠点住宅、いわゆるマルチハビテーションもこのコロナ禍で注目されています。
週に一度会社に行って、あとは海や山の近くで悠々と暮らす。
ウィズコロナの暮らし方としては、理想的かもしれません。
移住に関しては、来年度からは国から、100〜300万円の移住支援金も実施されますね。
ただ、ブームに乗って勢いで購入して、ババをつかまないように。
別荘や地方物件は、何度も見に行けないし、中には権利もあやふやなものがあったり、温泉権やら管理費やらランニングコストが何かと高かったり。
また、住んだはいいが、ご近所とうまくいかなかったり、そもそもリモート対応が出来なかったりしたら、意味がないですよね。
よく調べて買うのはもちろん、民泊のように、体験的に宿泊してから買うのも良い手かも。
そんな方は是非ご相談を。
移住体験「ため-すむ」を立ち上げた、塾生の遊馬でした。