変わらないことと変わること

フィボナッチ紳士洋品店の郷間です。

新型コロナウィルスによってマイナスの影響がある業種といえば、真っ先に思いつくのが観光と飲食ですが、それに次いで影響が大きいと言われているのがアパレル業界です。
4月あたりから、アパレル企業の倒産、ブランド廃止、リストラなどの話題が後を絶ちません。

私の店も例外ではなく、緊急事態宣言中は来店されるお客様が大幅に減りました。スーパーに行く回数も減らしましょう、なんて言われていた時期ですから、洋服を買っている場合ではありませんよね。

そんな暇な時期に、私は2つのことを考えていました。
①オーダーメイドの商品を提供するという私のメインの仕事について、技術や知識を深めると共に、オーダーできるデザインや素材をより通好みの方向に広げていく、つまり「深化」させる
②新たな事業としてオンラインストアを開設する

本業を深化させてより確固たるものにすることと、新規事業を立ち上げること。
まぁ当たり前のことなのですが、実際に実践できているかと聞かれたら、胸を張れない人も多いのではないでしょうか。

「装う楽しさを提供する」という私のポリシーが変わることはありませんが、どのような世の中になっても事業を続けて行けるように、変化できる部分は変化し続けなければならない、と今までより強く思うようになった、そんな数ヶ月でした。